ミ=ゴとも。
無限宇宙の彼方より飛来したという知的生物で、太陽系ではユゴス星を本拠地としているようです。
種族により様々な形態があり、地球を訪れているのは、ピンク色の甲殻類のように見える菌類に近い飛行生物の姿として目撃されています。
非常に知能が高く、テレパシーで会話をして、それで人間を操ることもできるみたいです。
高度な科学力と驚異的な外科医学的、機械工学的な技術力を持ち、人間の脳髄を摘出して円筒形の容器に収納したまま生かし続けて会話させることもできるとか。

彼らが地球を訪れる目的は、地球にしかないとされる稀少鉱物の採掘で、協力的な人間には高度なテクノロジーの一端を伝授してくれることもあるみたいです。
反面、不用意に干渉してくる人間や敵対的な人間には容赦せず、脳髄を取り出してユゴス星へ連れ去ってしまう模様です。

宇宙にはたくさんの知的生命体がいて、人類が孤独ではないことがわかるとはいえ、危険もたくさんなのは辛いところですね。
まあ人間に協力して「旧支配者」の復活を阻止したりもしているようですけど。

一説によると、ラヴクラフトさんは臨終の間際に現れた「ユゴスよりのもの」によって救われ、脳髄だけとなって星の世界を満喫しているらしいです。


      ――お昼寝中――

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ユゴスよりのもの

主な作品:「闇に囁くもの」 「狂気の山脈にて」 「銀の鍵の門を越えて」 「暗黒星の陥穽」
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