ナイトゴーントとも。
蝙蝠の翼とねじれた角、針毛突起のある尾、ゴム状の漆黒の体躯をした顔の無い生物です。
ングラネク山をはじめ<夢の国>の各地に集団で棲息し、大地の神々の秘密を守護しています。
すべての夜鬼はノーデンスに仕えていて、また、食屍鬼とは同盟関係にあるようです。
大地の神々の秘密を探ろうとする人間がングラネク山などに侵入した場合、音もなく忍び寄り器用に手足で捕まえると、そのまま高く飛び上がってナスの谷間に置き去りにして、恐るべきドール族に始末を任せるのだそうです。

あ、パステルさんがきてますからかわりますね。


まあ、私のライバルが夜鬼を使い魔にしてるってだけなんだけどね。
しかも特殊な魔術を付加して料理を任せてるみたいよ?
エプロン姿の夜鬼が台所で調理してる姿なんてちょっと想像できないわよね。

それはともかく、かのランドルフ・カーターは、ピックマンを筆頭とする仲間の食屍鬼たちと一緒に夜鬼の軍勢に乗って、未知なるカダスの居城を目指したそうよ。

ちなみに夜鬼は獲物を自ら殺傷するようなことはせず、掴まえた人間の体を指先でくすぐって不快感を与えるだけみたい。
くすぐり攻撃ってところが、実際は温厚な生物であるというのもわかる気がするわね。


      ――お昼寝中――

夜鬼

主な作品:「未知なるカダスを夢に求めて」

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