<千匹の仔を孕みし森の黒山羊>と呼ばれ、大地母神的な性質を持つ、数少ない女性神格に位置づけられる神性です。
ときにハスターやヨグ=ソトースの妻であるともいわれますが、確証はありません。
世界各地に残る大母信仰の源流的存在ともいわれ、古代ムー大陸においては豊穣の大地母神として公然と信仰されていたそうです。
比較的人間に好意的な神と考えられていて、かつて邪神ガタノトーアの禍がムー大陸を襲ったとき、シュブ=ニグラス神殿に仕える神官たちに霊感の形で対抗呪文を伝えたりしたこともあったみたいですね。

シュブ=ニグラス自身が姿を現すことはありませんが、信仰の生贄を捧げる儀式のとき、生贄を受け取る代行者として、落とし仔たる「黒き仔山羊」が現れるそうです。
ケイオスシーカーの面々はそれと遭遇して戦闘に陥ったことがあるようですね。


      ――お昼寝中――

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主な作品:「永劫より」 「墳墓の怪」 「呪術師の指環」

シュブ=ニグラス

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