超次元への門にして鍵。全にして一、一にして全なるもの。
<外なる神>のなかではアザトースに次ぐ最強の神性であり、全宇宙、全次元のすべての時間と空間に隣接して同時に存在し、ヨグ=ソトースの中であらゆる過去、現在、未来はひとつであるとされています。
窮極の門を超えた場所に坐し、その顕現は、一つ一つが太陽のように輝く玉虫色の球体の集積物という姿で現れ、人間の女性との間に子供を生ませることもできるといいます。

ヨグ=ソトースの化身であるウムル・アト・タウィルは、ヴェールを纏った人間の姿をした存在で、『銀の鍵』の持ち主を窮極の門へ案内する役割を担っていて、ランドルフ・カーターさんには友好的だったらしいです。

一説によるとヨグ=ソトースこそが全宇宙の全てであり、かのジョン・ディー博士はヨグ=ソトースに至る事で全能の神の座に到達できると考えていたようです。
また、あるイカモノ天才料理人の毒料理によって力を失ったため、格下のクトゥルーに敗北したなんて逸話もあるみたいですが。

666の獣の名を持つ大導師がヨグ=ソトースの子であるのは確かですけど、音無彩名さんという少女がヨグ=ソトースの子なのかは定かではありません。


      ――お昼寝中――

ヨグ=ソトース

主な作品:「ダニッチの怪」 「暗黒の儀式」 「丘の夜鷹」 「銀の鍵の門を越えて」

戻る

inserted by FC2 system