アザトホースとも。 時空を超越した窮極の混沌の中心で全ての時間と空間を支配するという窮極の神性です。 万物の王にして盲目痴愚、宇宙の造物主ともいわれるアザトースは<外なる神>の頂点に立つ存在とされ、「時を超越した想像も及ばぬ無明の房室で、下劣な太鼓のくぐもった狂おしき連打と、呪われたフルートのかぼそき単調な音色の只中、餓えて齧りつづけるは、あえてその名を口にした者とておらぬ、果てしない魔王アザトース」と描写されています。 如何なる形状も持たない無定形の黒影アザトースの姿は沸騰する宇宙全ての混沌の核ともいわれ、不浄な言辞を吐き出しながら泡立ち、絶え間なく膨張と縮小を繰り返しています。 また、火星と木星の間にある小惑星帯は、かつてそこにあった星が召喚されたアザトースによって破壊されたなれの果てらしいです。 アザトースに関しては、この世の全てはアザトースの夢に過ぎないと言うものもいれば、かつて<旧神>と「旧支配者」が争ったとき「旧支配者」の指揮を執ったために知性を剥奪され窮極の混沌の中心へ封印されたなど、様々な説がありますが、実際のところは不明ですね。 その昔「邪聖剣ネクロマンサー」というゲームがありましたが、ラスボスが―― ……はっ、何処からともなく忌まわしきフルートの音色が!? |
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――お昼寝中―― |
アザトース