中央アジアのツァン台地の洞窟に祀られていた、象に似た姿の吸血神です。
触手のついた大きな耳をしていて、先端が円盤状に広がった象のような鼻で生贄の血をすするといいます。
数千年前まではピレネー山中の洞窟で異形の兄弟たちと棲んでいましたが、生贄を求めることからローマ帝国と戦いになり、それでアジアへ移ったと伝えられています。
普段は石化していますが血の匂いを嗅ぐと活動するようです。

ツァン高原でメトロポリタン美術館の調査員が誤って接触して、美術館に仏像として収めたそうです。
そして多くの被害者を出した後、ある新兵器によって滅ぼされたといいます。

……でも、そのSFさながらの新兵器、かなりのトンデモ仕様なんですけど(苦笑)


      ――お昼寝中――

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チャウグナル・ファウグン

主な作品:「恐怖の山」 「墳墓の主」
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