…じゃあ種死があんなのになったのは、負債がニャル様の掌中で踊らされたからってわけね?

議長のラクス暗殺とかディスティニープランとかはニャル様に対抗する為の手段だったんだよ!!
な、なんだってーーーーーーっ!?

私はラクスさんが
ニャル様だとばかり…

主な作品:「ナイアルラトホテップ」 「壁のなかの鼠」 「尖塔の影」 「アーカム計画」 「魔女の家の夢」
       「無貌の神」 「暗黒のファラオの神殿」 「闇に棲みつくもの」 「蠢く密林」 「闇をさまようもの」
       「未知なるカダスを夢に求めて」

戻る


ナイアルラトホテップ、ニャルラトテップとも。
「這い寄る混沌」「無貌の神」「闇に咆えるもの」「大いなる使者」「百万の愛でられし者の父」「燃える三眼」「膨れ女」など、様々な呼称と顕現をもつ神です。
アザトースを筆頭とする「外なる神」の総意であり、その強壮なる使者にして代行者でもあるナイアーラトテップは、自身が仕える主に対しても平然と嘲笑を向ける、クトゥルー神話における宇宙一のトリックスターともいえます。
無貌なるがゆえに千の異形を持つ千変万化の神性で、古代エジプトにおいては狂気の女王ニトクリスや暗黒の王ネフレン=カによって崇拝されていたようです。
またギーザのスフィンクス像は、本来はナイアーラトテップの顕現のひとつを象って造られたものだとされています。
<輝くトラペゾへドロン>によって召喚されたときは、闇の中に黒い翼と三つに分かれた燃えあがる眼が浮かびあがったといいます。
ナイアーラトテップが<旧神>の封印を免れたのは、誕生したのが未来だったからという説もあるみたいですね。
そして――え、あの、わわ、ちょっとまって……わ、わかりました、かわります(汗)

えーと、ナイアーラトテップを崇拝する教団『星の智慧派』の司祭パステルたんがゲスト解説に来てくれましたので以下をお任せすることになりました。


その「たん」禁止ーーーーっ!!
……こほん、そういうわけで『星の智慧派』の司祭ライヒ・パステルツェよ。
ナイアーラトテップの紹介ということで、ここからは私が解説させてもらうわ。
といっても基本的なことはもうリースさんが説明しちゃったみたいだけど……小説の執筆がギリギリじゃなかったらもっと早く割り込めたのに――って、そんなことはどうでもいいわね。

さて、ナイアーラトテップの最大の特徴は、クトゥルー神話の神々の中ではほぼ唯一、人間の姿をとって人間社会に干渉してくることよ。
基本的に「旧支配者」や「外なる神」は人類の存在なんて路傍の石ほどに気にもかけていないんだけど、ナイアーラトテップは人間的な思考をもって関わってくるの。尤も、人の姿をとっている間だけのこととは思うけど。
干渉してくる理由の一端は、人類に破滅をもたらすことみたい。
ナイアーラトテップが力を振るえば簡単に人類を滅ぼせるけど、あくまで人間自身による自滅を好むらしくて、ときに謎めいた神父や予言者、科学者として公然と人間社会に姿を現し暗躍しているらしいわ。
『星の智慧派』のナイ神父もナイアーラトテップの化身だったみたい。
その事実は私も知らないけれど、まあここはどこかのタイガー道場みたいな解説コーナーだからいいわよね。
神話的には某学園稀覯譚の第二図書室とか言ったほうがいいのかしら。

<夢の国>におけるナイアーラトテップは大地の神々の守護者で、理由は不明だけどそれに関してのみ、対立関係にあるノーデンスとともに大地の神々を保護しているみたい。
幻夢境の未知なるカダスの居城でランドルフ・カーターに対して別れ際に発した有名なセリフがこれ。

「二度とふたたび千なる異形のわれと出会わぬことを宇宙に祈るがよい。われこそは這い寄る混沌、ナイアルラトホテップなれば」

個人的にはこのセリフも印象的ね。

「互いに矛盾し合うからこそ混沌だろうが!」

ゲボ子さんがケイオスシーカーに所属していた過去があるみたいだから引き合いに出してみたわ。
それじゃあゲボ子さんにバトンタッチする前に、祈りの言葉と唱和を。

汝らに安らぎと智慧を。星の智慧を――


いや、そんな4億年前だかに吐かれたとかいうセリフ引き合いに出されてもな。
つーか、その辺は絶対に例のジジィの妄想だろ常識的に考えて。
……あー、知らんヤツはそれだけ言っても理解出来ねーだろうけど。
簡単に言うとCSの一番偉いのが厨二病全開で妄想癖のある痛いジジィだったんだよ。
自称「正体がナイアルラトホテプのラバン・シュリュズベリィ」だとさ。
なんか半端にクトゥルー齧ったガキの黒歴史ノートみたいだよな。
まぁ、ジジィがそんな発言したもんだからCSはトップの首を挿げ替える事になったんだが。
ジジィの妄想話「邪神伝説シリーズ」は正体がニャルってキャラが何人もいて、正直どうかと思う。
面白かったんだけどなー。
さておき、そんな感じでニャル公は創作とかの話の中でも意外な人物の正体として登場したりする。
全国津々浦々にある黒歴史ノートやらチラシの裏やらでの登場率は結構高いんじゃねーの?
エロゲの主人公に憑依した事だってあるし。
かと思えばエロゲ主人公と、これホントにエロゲかよ!?と思うような熱い戦いを繰り広げたりもする。
……いや、直接はそんな戦ってないケド。
千の貌を持つとかニャル自身も痛い事言ってるからだろうけど、創作としては扱い易いんだろ。
そういえば、ゲームのペルソナとかだと悪魔絵師にデザインしてもらってステキな事になってたな。
ペルソナ2罪や罰でのニャルの役回りとか、とても“らしく”て楽しめたし。
ネタバレになるが「噂の力で現世に復活したヒトラー」の中身が〜とかな。
ま、ナントカの正体がニャルって想像するのはクトゥルーの話知った人の罹る病気みたいなもんだぜ。
 
ちなみに個人的見解だが、ガンダムSEEDディスティニーのキラは絶対にニャルだと思っている。

ナイアーラトテップ

inserted by FC2 system